恭子(栗山千明)との白熱の心理戦 夫の死と生命保険、そして北国街道
「内田康夫サスペンス 新・信濃のコロンボ2 北国街道殺人事件」(テレビ東京系8月23日月曜放送)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   旅情ミステリー作家・内田康夫の推理小説を原作とする人気2時間ドラマ「信濃のコロンボ」のリニューアル第2弾だ。

   新潟県との県境に近い長野県の野尻湖ではナウマン象などの化石が数多く出土しており、この日も周辺で化石の発掘調査が行われていた。すると、その一区画から、死後2~3年が経過したと見られる白骨遺体が発見された。だが、遺体には頭部がない上に、身元を示す遺留品も残されておらず、『信濃のコロンボ』こと長野県警捜査一課の警部・竹村岩男(伊藤淳史)らの捜査は難航する。

  • テレビ東京サイトの「新・信濃のコロンボ2」(テレ東リリ速)より
    テレビ東京サイトの「新・信濃のコロンボ2」(テレ東リリ速)より
  • テレビ東京サイトの「新・信濃のコロンボ2」(テレ東リリ速)より

「良寛さん」がカギを握る?

   遺体発見から2カ月がたったころ、大森修治刑事部長(中村梅雀)の言葉がヒントとなり、遺体は大学教授・畑野高秀(佐戸井けん太)だと判明した。畑野は江戸時代後期の曹洞宗僧侶で歌人・良寛の人物研究における第一人者だった。

   竹村らは、生前の畑野が多額の借金を抱えており、25歳年下の美しき妻・恭子(栗山千明)を受取人とする高額の生命保険が掛けられていたことを突き止めた。

   さらに調べを進めると、かつて恭子が家政婦として働いていた東京の会社社長・谷永敏夫も不審死を遂げ、妻・和子(伊藤かずえ)が高額の保険金を受け取っていたことも分かった。

   その和子は、竹村と親しい警視庁捜査一課の警部・岡部和雄(三浦貴大)が夫の不審死に関わっていると見てマークしている人物だった。

   野尻湖がある信濃町には江戸時代、北国街道の野尻宿が置かれ、北は越後の高田城下(新潟県上越市)に通じ、南は追分宿(長野県軽井沢町)で中山道に合流し、江戸に通じた。

   その北国街道がつなぐ2つの不審死事件に、長野県警と警視庁の切れ者警部が挑み、恭子との間で白熱の心理戦が展開されるが、なんと真相を解明するカギは、越後に生まれ越後に死んだ良寛にあった!?(よる8時放送)

 

(寒山)

姉妹サイト