<朝ドラ 今週の山場は?> 8月17日(2021年)の放送ではこんなシーンが。東北の街の水害に対し、避難行動が功を奏して人的被害がなかったことに安堵する気象予報士の内田(清水尋也)たちだったが、朝岡(西島秀俊)の表情は暗く、災害頻度が高まっている土地で暮らす人々に対し何ができるかと思い悩む。亀島で暮らす家族を思う百音(清原果耶)にとっても、災害と暮らしは他人事ではない深刻な悩みだった。
そんな風に百音ちゃんが思い悩むと現れるのが、医師の菅波先生(坂口健太郎)。お約束のコインランドリーで、先生の背中を百音が「お手当」した後の再会だ。
明日美「お蕎麦屋さんくらい普通に行け」
目が合って固まる2人。なんとなく気まずそうで照れる感じに思わず見入ってしまう。蕎麦屋へ誘う先生はもじもじしてるし、百音ちゃんも食事のお誘いに嬉しいのにモニョモニョ。ちゃっちゃと早くデートしてほしい!小学生から中学生に成長したくらいか? 2人とも恥ずかしそうにニンマリほころんじゃってホントに昔の少女漫画のよう。
菅波先生は、先日の患者さんと過去の苦悩話のあと、2人のことを考えたんでしょうね。用意周到で冷静な先生だから「今度、コインランドリーで会ったら食事に誘う」「確か近くに蕎麦屋があったはずだ」「雰囲気がまずくなったとしても洗濯が終わるまでの50分だ」など、いろいろとぐるぐるあれこれ検証したのではないか。
SNSでは「あんなタメて誘い誘われすることはないよね」など悶々とする反面、2人の恋を応援する声も多い。「菅波先生がモネを食事に誘ったー!!ついにキター!!」「不意に見せる嬉しそうな顔~」「菅波先生カワイイ!めちゃくちゃ嬉しそうじゃん」など。
明日美(恒松祐里)の「お蕎麦屋さんくらい普通に行け」は、視聴者満場一致のご意見でスカッとした人が多そう。彼女の立場らしく、絶妙のタイミングでの登場で最高だった。
今回の最後に、百音の父・耕治が東京に登場したが、明日美が世話焼き女子として、耕治に2人の出会いから今までの関係をわかりやすく解説したら楽しいのに。「ちょうど今、デートしたばかりです」とか...。
(Y・U)