今年の阪神は優勝できるのか?新庄剛志や亀山努が活躍し、最後で脱落した1992年に似てきた
最後に、阪神が優勝できるか、中西清起×広澤克実×八木裕のOB3人が可能性について週刊ポストで話し合っている。新人最多三振数の新記録を樹立した佐藤輝明について、広澤は「ボクは三振が多くてもいいと思う。三振も凡打も同じ。いくら三振しても、3割打てば好打者です。今の若い人は、アウトの内容を指摘すると全く打てなくなるから」
ここへきて巨人に差を詰められているのは、救援投手陣に不安があるという点では全員一致している。1992年は終盤で脱落したし、2008年は最大13ゲーム差を巨人に逆転された。今年は新庄剛志や亀山努ら新人が活躍した92年に似ているという。
だが、今年の巨人も7回~9回を任せられる抑えの投手がいないから、チャンスはあると見ているようだ。私にはエンゼルスの大谷翔平の記録のほうが気にかかるが。(文中敬称略)