8月20日(2021年)放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は、俳優の角野卓造(かどの・たくぞう)さんがゲストだった。
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)の、中華料理店「幸楽」の主人・勇役などで広く知られる角野さんだが、「かくのさん」「すみのさん」など、名前をなかなか正確に呼んでもらえなかったという。
そんな角野さんの正しい名前を一躍世に広めたのが、ハリセンボン・近藤春菜さんのギャグ「角野卓造じゃねーよ!」だ。
角野「僕の名前が正確に行き渡った」
角野さん「彼女は僕の大恩人です。あれだけ名前を連呼して、ネタにして使ってくださったから、今日本全国どこ行ってもちゃんと『かどのさん』って言ってくださる」
黒柳徹子さん「春菜さんとはご面識があったんですか?」
角野さん「全く最初はありませんでした。妹が『お兄ちゃん、女の子の漫才師がお兄ちゃんの名前連呼してるよ』って言って、それからしばらくして見たんですけど、この人かと思って。そしたらあるクイズの番組で、中入る時に彼女が一人待ってて、私が入ろうとしたら、『角野さんいつもお名前勝手に使わせてもらってすみません』と謝ってきて。『何をおっしゃるんですか、あなたのおかげで僕の名前がこんなにちゃんと正確に行き渡ったんだから、こんなうれしいことはありませんよ』って言いました」
このトークの途中、部屋の外側の庭のセットを歩きながら春菜さんがスタジオに登場。徹子さんが幸楽の勇にかけて「出前は頼んでいません」とネタ振りすると、春菜さんが角野さん本人の目の前で「角野卓造じゃねーよ!」を披露した。