感染妊婦が入院できず赤ちゃん死亡の衝撃! 北村教授「日本全体が"大きな火事"の状態」

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玉川徹「新生児ICU余裕ない、1年ほど前から準備しておけば...」

   スポーツキャスターの長嶋一茂は「千葉では原則妊娠36週以降が優先されるとあるが、今回の妊婦は29週だった。36週以前でも現実にこういうことがあり得るということ。千葉県は、今妊娠36週以降の人がどのくらいいて、NICUがある病院がどれくらいあるか調べたほういい。明日また感染する人が出てくる可能性があり、また同じことが起きてしまわないように」と訴えた。

   バイオリニストの廣都留すみれは「こういう悲しい状況はいつでも起こりうる。この状況からすぐに元に戻ることはないと思う。ワクチンなど自分で防御できることは今のうちにやっておくしかない」とコメント。

   テレビ朝日解説委員の玉川徹は「新生児用ICUは平時でも余裕があるわけではない。コロナ対応では、さらに数が少なくなる。1年ほど前から準備しておけば間に合ったかもしれないが、対策をとっていなかったので今はない。そのことを思い知らされた事件だ」と沈鬱な表情で話した。

   北村特任教授は「ワクチンを打ったら流産するというデマがあるが、米国の調査では打った人と打たなかった人は変わらなかったというデータがある。妊婦の家族は優先順位を高くして、ワクチンを早く打てる仕組みを作ってもらいたい」とコメントした。

   東京消防庁によると新型コロナウイルス感染者からの119番通報は8月2日~8日で、1668件、その6割の959件は搬送されなかった。また病院に到着したケースのうち、通報から到着までに3時間以上かかったのは151件、5時間以上かかったのは52件あった。

(バルバス)

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