中年オヤジたちの「宣言破り」が感染拡大の一因? 新橋にたむろする酔っ払いの支離滅裂

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   きょう20日(2021年8月)から北関東3県、京都、兵庫、福岡なども新型コロナ緊急事態宣言の対象となったが、感染拡大にまったく歯止めがかからず、新規感染者は連日「過去最多」を更新し続けている。その大きな理由の一つが、中年男性たちに「宣言破り」が横行していることらしい。

  • 40、50代の人たちの「宣言破り」の実態は?(写真はイメージ)
    40、50代の人たちの「宣言破り」の実態は?(写真はイメージ)
  • 40、50代の人たちの「宣言破り」の実態は?(写真はイメージ)

「テレワーク?もうやってない」「経済回してるのはこの世代」

   情報キャスターの田中良幸リポーターがきのう19日夜に東京・新橋に行ってみると、酔っぱらいおやじたちはあきれた言い訳を並べて開き直った。酒の提供は禁止、営業は午後8時までのはずだが、8時過ぎに駅前広場にいた40代会社員は「飲みましたよ、しっかり。これから、1軒、2軒、3軒、4軒行きます」と足元をふらつかせながら言い、50代会社員は「仕事終わった後に、ちょっとリラックスしたいですよ。テレワーク? もうやってないですよ」とろれつが回っていない。40代会社員は「経済回してるのはこの世代(40~50代)。使ってナンボの義務がある」と支離滅裂である。

   政府分科会の尾身茂会長は「40~64歳の中壮年の人流は若い人より10%多い」と指摘している。しかし、菅義偉首相と会談し、テレワーク7割を求められた経済同友会の桜田謙吾・代表幹事は、「なんとなく出社する管理職やトップがやはり増えてる感じはしますね」とまるで他人事のようだった。

   この40、50代が職場や飲食店で感染して帰宅し、家族に感染を広げているのだろう。「宣言破り」の会社員はコンプライアンス意識が希薄ということで、会社は人事考課などでマイナス評価してもいいんじゃないかな。

(カズキ)

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