KinKi Kidsの冠番組「KinKi Kidsのブンブブーン!」(フジテレビ系)。この日(2021年8月14日)のゲストは俳優の桐谷健太。桐谷は堂本剛と同学年、光一はその1つ上と、ほぼ同世代の3人が、懐かしいモノをテーマに語り合うものだった。
「懐かしのCM」「懐かしの文房具」「懐かしの給食」「懐かしの駄菓子」といったジャンルで次々出てくる懐かしいモノたち。同世代というだけでなく、出身地も、剛が奈良県、光一が兵庫県、桐谷が大阪府と3人とも同じ近畿圏で幼少期を過ごしたということもあって、共通体験も多く、かなり盛り上がっていた。
「のりの匂い嗅いだら泣いちゃうかも」
たとえば「懐かしいCM」では、「キューサイ青汁」や「コイケヤ スコーン」、「禁煙パイポ」という全国区のCMもさることながら、関西ローカルの「奈良健康ランド」や「ホテルニューアワジ」のCMの歌を一緒に歌ったり、「懐かしい給食」でも、関西ではソフト麺がなかったといい、初めて食べるソフト麺に四苦八苦したり......。
「懐かしい文房具」では、フエキのどうぶつのりを前に、「のりの匂い嗅いだら泣いちゃうかも」「クリスマス思い出すわ」「永遠に嗅げる」などと言いながら嗅ぎまくる3人。香り付き消しゴムの匂いにも「その時、住んでいた家を思い出すわ」と光一。
「懐かしい給食」では、「小中学校時代好きだった給食ランキング」(全国15歳~59歳の男女5252人 出典:LINEリサーチ)を紹介。
1位・揚げパン/2位・カレーライス/3位・ソフト麺/4位・鶏の唐揚げ/5位・冷凍みかんといったラインナップだった。ここで揚げパンとソフト麺のミートソースを試食。
「懐かしの駄菓子」でも、「俺、うまい棒はたこ焼き味が一番好きや」と桐谷が言えば、「BIGカツが好き」と剛、甘いか太郎を10枚も買い占める光一と、童心にかえる3人。
最後は、剛いわく「この世代のお金をほとんど持っていった」ビックリマンチョコのお宝シールコレクションを見ながら、あーだこーだ、と。懐かし三昧の最後に、「死ぬ瞬間ってこんな感じかな。めっちゃ気持ちいい温泉にずいぶん入って出てきた感じせえへん?」と光一。いつもはテンション低めの(そこがまた自然体で良かったりもするが)KinKiもごきげんになる懐かしいグッズ特集だった。
そういえば、KinKiって今、何歳なんだろうと思ったら、2人とも42歳と知ってびっくり。昔からその佇まいといいテンションといい、変わっていない気がするのに......。あのKinKi Kidsが厄年とはねえ。それにしても若い。
(大熊猫)