ジャニーズ事務所「メリー喜多川」タレント守るすさまじい執念!週刊現代記者をビビらせた啖呵――ほか5編

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医療スタッフは怒り心頭だった五輪運営統括・中村英正GDOの愚鈍!熱暑放置して直前に試合時間変更

   もはや記憶の彼方だが、8月6日、東京五輪の女子サッカーの決勝当日の早朝、大会運営全般を統括する中村英正GDOが、想定を超える暑さが原因で、試合時間と場所を変更するというメールを職員たちに送りつけたそうである。カナダとスウェーデンが酷暑を理由に時間の変更を求めたためだった。

   その後、医療スタッフの1人が、「無謀な予定を立て、その変更を直前までしなかった不備を猛省してください」という抗議の一斉メールをしていたと、週刊文春が報じている。昼11時から新国立競技場の予定が、夜9時から、場所も横浜国際総合競技場へと急遽変更されたのだから、スタッフの怒りはもっともである。

   その理由が想定を超える暑さだというのだが、過去5年間、この日の気温は33度から35度で、湿度も80%前後で一定している。当たらない気象予報士でも、試合は夜にしたほうがいいと考えるはずだ。そんなことさえも頭になかった中村を含めた組織委の"愚鈍"なやり方は、責められて当然だろう。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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