新規感染者の約7割を30代以下の若い世代が占める東京で、渋谷駅周辺に若者向けのワクチン接種会場が開設されることになった。「これまでと大きく違うのは、事前予約が必要ないということです」ときょう19日(2021年8月)の「あさチャン!」でMCの夏目三久が伝えた。
小池百合子知事は18日の都議会で「若者世代にいち早くワクチンを浸透させる。そのために渋谷駅付近に事前予約なしで接種可能な若年層専用の会場を開設します」と述べた。早ければ今月中にも開設する方針だ。
接種「予約しない」人の年代別割合に差
番組では、「ワクチンの1回目の予約をしたか」というIT企業の調査結果を紹介。それによると、「予約しない」と答えた人は60代以上では7.1%なのに、10代では30.8%、20代と30代では19%前後となっている。
夏目「狙い通りにいくのでしょうか」
フォーサイト元編集長の堤伸輔「なかなか予約がとれないことが、接種が進まない1つの理由にはなっているので、予約なしで打てる場所ができることは評価できます。ただ、小池知事は『いち早く』と言っていましたが、もういち早くはありません。その時々で何か新しい方策を打ち出してみせるのではなく、着実に進めてほしいですね」
(キャンディ)