メンタリストDaiGo「謝罪」の評判 「スッキリ」スタジオ陣の反応は?

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   「メンタリストで活躍しているDaiGoさんの発言が波紋を呼んでいます」と森圭介アナが16日(2021年8月)、伝えた。自身の動画サイトで「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言し、非難が相次ぎ、2度にわたって謝罪した。

   問題視されたのは、7日の生配信での質問に答えた内容だ。「親にいじめられたから成功できないっていう人はいるけど、貧しい環境、障害を持っても成功している人もいる。日本だったら生活保護をもらえれば生きていけるので」と述べ、生活保護に触れて、「ぼくは生活保護の人にお金を払うために税金を納めているわけではない。生活保護の人が生きていても僕は得しない。生活保護の人たちに食わせる金があるなら猫を救ってほしい」、さらに「自分にとって必要がない命は僕にとって軽いんで、だから別にホームレスの命はどうでもいい」とまで述べた。

  • メンタリストDaiGo氏のYouTube動画より
    メンタリストDaiGo氏のYouTube動画より
  • メンタリストDaiGo氏のYouTube動画より

波紋が広がり、2度目の謝罪

   こうした発言に対し、非難が相次ぐと5日後の12日、「あくまでも僕1人の感想として、ひとりひとりの人生からみたら要らない人間はどうしてもいるよね。けしからんって、言っているやつにひとこと言いたい。お前らより助けているぞ、彼らのことを。あなたたちより多くの税金を払っています。めっちゃ払っています」と反論した。

   しかし翌13日夜、再び動画をアップし、「働きたくても働けない人や社会復帰を目指して生活保護を受けながら頑張っている人がいて、そういう人に対して、さすがにあの発言は言い方はちょっとよくなかった。差別的であるし、これには反省だということで謝罪させていただきます」と述べた。

   しかし、この謝罪に対し、生活困窮者を支援している4団体が「その反省と謝罪は単なるポーズの域を出していないといわざるを得ません」と14日、声明を出した。

   波紋が広がり、2度目の謝罪をすることになった。「きのうの謝罪を撤回します。きのうの動画は勝手に反省しているに過ぎず、本当に苦しんでいる人とか傷つけてしまった方への謝罪になっていなかった。今回は謝罪させていただきます。大変申し訳ございませんでした」。

   森アナ「どう受けましたか」

   小澤征悦(俳優)「命に優劣をつけてしまった、みんな命は平等であることの一番基本的なことを、彼はどこで失ったのではないか」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員「今回の問題は、人間観の問題だと思います。要らない人間なんかいないんですよ。もっと怖いと思ったのは若者の間で、そういう人間観を抱く人が増えていないか、そのことを一番心配しました」

(一ツ石)

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