河村市長の謝罪姿勢に記者も思わず... 「あさチャン!」が詳報した会見の中身

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   東京五輪で優勝したソフトボールの後藤希友選手の金メダルをかじるシーンが連日テレビで放映されている名古屋市の河村たかし市長(72)がきのう12日(2021年8月)、記者会見を開いて改めて謝罪した。反省しているとは言い難い態度で、記者からたしなめられる場面もあった会見の模様を、13日の「あさチャン!」が詳しく報じた。

   この問題をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)は後藤選手の意向を確認し、かじられたメダルを新品に交換することを決めた。河村市長に費用を負担させる案も検討されたが、「費用はIOCが負担するということです」と日比麻音子アナウンサーが伝えた。

  • 交換費用はIOCが負担する
    交換費用はIOCが負担する
  • 交換費用はIOCが負担する

「しょうがないって、どういうことですか」

   これを受けて12日に河村市長が会見したのだが、「誠に申し訳なかったということを繰り返して言うよりしょうがないでしょ」とふてくされたように言い放つ場面もあり、記者から「しょうがないって、どういうことですか。そういう投げやりな態度は」と突っ込まれると、「投げやりじゃないけど...じゃあ訂正します。まあ今回の事は申し訳ありませんでしたということです」とまるで反省の色は見えなかった。

   表敬訪問の際に、後藤選手に対して「ええ旦那もらってもらって。旦那はいる?恋愛禁止か?」などとセクハラ発言をしていたことについては、「彼女おるかねとか、彼氏おるかねと言いますと、若い子の場合はリラックスする」などと驚きの開き直り。きょう13日にハラスメントに関する講習会を受けることを明らかにし、「そういうのを聞いたりして、さらに勉強しなきゃいかんというか」と話した。

   一連の問題に対する責任の取り方については、「やっぱり辞職するというのは選んでくれた方もいますから」。記者から「(辞職の)考えはないのか」と念押しされると、「『ない』と言うと、また感じが悪いでしょ」などと語気を強め、何を反省しているのか全く伝わらない記者会見だった。

   名古屋市役所にはきのう12日正午時点で抗議・苦情のメールや電話が8500件以上寄せられているというが、この期に及んでハラスメント講習会を受けなければいけないような市長を選んだことを、名古屋市民はどう思っているのだろうか。

(キャンディ)

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