バッハ会長「散策」で丸川大臣発言が炎上 「あさチャン!」が紹介したネット上の反発

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   丸川珠代・五輪担当相の発言がまた炎上しているという話題を、きょう11日(2021年8月)の「あさチャン!」が取り上げた。丸川氏は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が銀座を「散策」していたことについて、10日の記者会見で「不要不急であるかはご本人が判断すべきもの」と他人事のように発言したのだが、お盆の帰省や旅行を控えるよう呼びかけられているなか、ネット上では厳しい声が相次いでいる。

   バッハ会長は東京五輪閉幕の翌日の9日、東京・銀座に出没。関係者を引き連れて散策し、携帯のカメラを向ける通行人に笑顔を振りまいた。記念写真に応じる場面もあったという。

  • 五輪閉幕後のひと騒動
    五輪閉幕後のひと騒動
  • 五輪閉幕後のひと騒動

「不要不急であるかは、ご本人が判断すべきもの」

   この写真や動画がSNS上で拡散されると、「選手は観光禁止なのに」などと批判の声が上がったのだが、10日の閣議後の記者会見で質問を受けた丸川氏は、「入国後に14日間、防疫措置のなかで過ごしていただいているということが重要なポイント」「不要不急であるかということは、これもしっかりご本人が判断すべきものであります」と問題視しない姿勢を示した。

   同じ閣議後の記者会見で、西村康稔・経済再生相は「帰省を伴うクラスターが多数出ている」として、帰省の自粛を強く呼びかけたのだが、ネット上では丸川発言を受けて「国民も、本人が不要不急か判断して散策していいってことだ」「外出も帰省もすべて自己判断でいいんですね」などと不満が爆発。ダブルスタンダードがまかり通る政府の「お願い」など、国民に響くはずもない。

(キャンディ)

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