玉川徹が指摘 「テレ朝社員ら打ち上げ」3つの問題点

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   11日(2021年8月)の「モーニングショー」は番組冒頭、約5分間の時間を割いてテレビ朝日社員らの「打ち上げ」不祥事について説明した。

   オリンピック担当スタッフ10人が緊急事態宣言中にも関わらず都内のカラオケ店で酒を飲み、社員1人が過って店の外に転落しケガをした問題だ。この社員は重傷を負って救急搬送され、入院している。

  • 番組公式サイトより
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玉川「社員として(略)謝罪を申し上げます」

   テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「テレビ朝日の社員として、視聴者の皆さまの信頼を損ねたことに関して謝罪を申し上げます。申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。続けて、玉川氏の考える、この件に関しての3つの問題点を挙げた。

「1つは、緊急事態宣言下で行動の自粛を呼びかける立場のテレビ朝日社員が、10人で集まって酒を飲んで宴会をしていたということ。
2つ目は五輪に関しての感染拡大が危惧されている中で、それを訴える立場の、さらに五輪の番組を担当する社員がこのような宴会をしていたということ。
3つ目は、今、感染爆発で医療体制がひっ迫する中、救急医療体制に対して無用な負荷をかけてしまったということ。どれ1つとっても恥ずべきことで、非難されることです」

   さらに続けて「一体なぜこんなことが起きてしまったのか、調査委員会などを作って全て明らかにする必要がある。社員個人の資質の問題なのか、指導が足りなかったのか、それともテレビ朝日の構造の問題なのか。これを全て明らかにして、視聴者の皆さまにそれをすべてお伝する。そこからしか信頼は回復できないと思っています」と述べ、再度頭を下げた。

羽鳥慎一「『どの口が言っているんだ』という批判を受け止めながら...」

   司会の羽鳥慎一「今回のことはあり得ないことだと思います。自覚がないというレベルをはるかに超越しています。特にやってはいけない立場の人間がやってはいけないこと全てやりました。番組ではこれからもコロナ関連の報道、皆さんへの外出自粛等を行っていきます。とても恥ずかしいです。『どの口が言っているんだ』という批判をしっかりと受け止めながら、放送を続けていきたいと思います」

   浜田敬子(ジャーナリスト)「こういった職場での飲み会をする時、中には『今やるべきではない』という思いを持っている社員はいると思う。その人たちが声を上げられない、もしくは声を上げたけど無視される...みたいなこともあるのではないか。でも、『おかしい』と思う人はぜひ声を上げて、周囲の人も疑問を呈する社員の声を聞くこと。みんながみんな『やろう、やろう』という風になるのは今の状態だと考えにくい。勇気を持って『今はやめよう』と声を上げて欲しいです」

(ピノコ)

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