東京2020オリンピックの開会式についても賛否両論あったが、8月8日(2021年)にNHK総合で放送された閉会式も大絶賛とはならなかったようだ(※個人の感想です)。スカパラとか、DJ松永とか、miletとか、学祭に来てくれたら間違いなく盛り上がるんだろうけど、全世界が注目するオリンピックの閉会式でこれか~と気恥ずかしくなる。
トップスターが3人
百歩譲って、若い世代はいいとしても、1964年の東京オリンピックを知っている世代は、正直、どう思ったのか、知りたい。入場曲はその時と同じ古関裕而作曲の「オリンピックマーチ」のリミックスバージョン。これも、先人へのリスペクトで最初から決まっていたというならいいけど、どうなんだろうか。なんだかんだいって、未だに世界に通用するのが、「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」というのも、この50年間、日本の音楽界は何やってたんだか、と思ってしまう。
そして、中継を担当したNHKに、宝塚ファンとして一言云いたいのは、タカラジェンヌの国歌斉唱について。「宝塚歌劇団のみなさん」と紹介していたが、上段の3人は、宙組トップスター真風涼帆、星組トップスター礼真琴、花組トップスター柚香光であることを紹介すべきではないのか。誰が見てもわかる大竹しのぶは名前を挙げるのに、宝塚は団体名って、ちゃんと仕事をしてもらいたい。
閉会式でよかったのは、バッハの挨拶が開会式よりも短かったこと。花火も「菊」や「牡丹」、「柳」など、日本独特の美しい花火にすればもっと感動したのに。「どうぶつの森」の花火のほうがキレイって残念過ぎる。
2024年パリ大会の中継映像が素晴らし過ぎて、日本のショボさも倍増。残されたのは借金のみ。明朗会計でお願いします。
(大熊猫)