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「タマホーム」社長のトンデモ業務命令「デリヘルに行ってこい」幹部会で体験報告!でも、費用は自腹でトホホ

   社員に「コロナワクチンを接種するな」と"強要"していたといわれる大手住宅メーカーの「タマホーム」玉木伸弥社長(42)の言動を、2週にわたって追及してきた週刊文春が、玉木社長の超ド級のスキャンダルを報じている。これはすごい!

   玉木社長が惚れ込んで自社のCMに出てもらったキムタクに、山梨県・鳴沢村に別荘を建ててあげたというスキャンダルもあるが、こちらはスポンサーがお気に入りのタレントに家や高級車を買ってあるという類のよくある話である。

   だが、自社の幹部社員たちに「デリバリーヘルス」へ行って来いと"命ずる"一部上場会社の社長の話は聞いたことがない。「タマホーム」の関係者がこう明かす。<「玉木社長は、支店長ら中堅幹部クラスの社員に特定の風俗店の利用を推奨し、プレイ後に報告させて楽しんでいます」>

   これが事実なら、コロナワクチン接種禁止どころの話ではない。文春は、ある幹部の妻から詳細な証言と物証を得たという。夫の様子に不信を抱いた妻が、携帯をチェックするとこんなグループLINEが出てきたそうだ。「玉木社長、加賀山取締役この度はご招待・ご紹介頂きまして、誠にありがとうございます」

   グループ名は「自己啓発セミナー♯GoToデリバリー」というそうで、参加者は30人前後、全員が支店長やエリア長などの役職者。この音頭をとっているのは加賀山健次取締役で、今年の3月中旬には、「お疲れ様です!(略)今回、玉木社長よりコロナ対策制限の緩和により一年ぶりのリフレッシュへとデリバリー店のご紹介を頂きました!(略)ご確認、ご予約をお願いいたします!」「因みに、おすすめオプションは5000円の電マ(電動マッサージ器=筆者注)という事です笑笑」

   ご丁寧に店のURLまである。ここは東京を中心に派遣型風俗店(デリバリーヘルス)などの業態で多店舗を展開するグループで、現役AV嬢らが在籍していることで知られる高級店だそうだ。100人近い役職者の中から、若手を中心にノリがよさそうな人間や断らないだろうと思われる人間が勝手に選ばれ、LINEグループに招待を受ける。場合によっては加賀山氏ら上長から「グループに入れ」という電話が来ることもある。

   <「断れるわけがありません。全国の幹部が会議などで東京に集まる機会に実施され、支払いはもちろん自腹。風俗などに行きたくない者にとっては地獄です」(社員B)>

   社長も社長だが、情けない社員ばかりで涙が出る。まるで今の菅首相と東京五輪組織委を見るようだ。さらに私がハラが立つのは、こんな理不尽なことをさせるのに、社長のおごりではなく、「自腹」ということだ。それとも、人間なんてみんなスケベだから、オレがいえば喜んで行くはずだと考えているのだろうか。

   参加者はLINEでこんな投稿をしているという。「90分コース+電マで47000円です」。その上、玉木社長は幹部会議でこの件について報告を求め、さすがに露骨な表現はしないが、「リフレッシュしました」「さわやかな風を感じました」などと「隠語」で話し、玉木社長はそれを聞いて大爆笑するそうである。文春が加賀山取締役に電話すると、

――玉木社長のご紹介だと書いてますよね?「は......い。う~ん」

――加賀山さんが独断でやっているのではありませんよね? 社長の指示では?「そこはノーコメントを貫かせていただきます」

   この会社、もう駄目だな。キムタクも呼んで社員みんなで歌おうじゃないか、「アンハッピーライフ、アンハッピーホーム、ダメホーム♪」。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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