玉川徹「空手の形選手は実際に強いんですか?」 長嶋一茂「玉川さんなんて一発で...」

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   5日(2021年8月)に競技が行われる空手は東京五輪から正式種目になった。モーニングショーの注目は女子形に出場する清水希容選手だ。清水は全日本空手道選手権大会7連覇、世界空手選手権大会2連覇を達成した「絶対女王」で、世界ランキング2位。

  • 空手は東京五輪で初めて正式競技となった
    空手は東京五輪で初めて正式競技となった
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予選から決勝まで4回、すべて異なる形を演武

   全日本ナショナルチームの岩本衣美里さんは、清水について「代表としての覚悟を持って臨んでいる。技のキレとスピードが特徴で、私も何度も戦った」と紹介。

   板倉朋希アナが「第53回ミス日本コンテスト2021の特別賞を受賞しているんですが、そのギャップがすごい。清水選手は試合前日のルーティンで、夕食に必ずカレーライスを食べるということです」と言うと、岩本さんは「まじめで研究熱心な印象があります。海外遠征で同部屋になっても観光もせずにホテルの部屋で動画を見て研究しているほど」と生エピソードを紹介。

   空手の形という競技は、仮想の敵への攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武。1回の演武は30点満点で、減点方式で採点される。演武する形は世界空手連盟が認定している102種類から選択。予選から決勝まで4回、すべて異なる形を演武しなければならない。清水選手の得意技は「チャタンヤラクーサンクー」。102種類の形の中でも最高難度の技で、沖縄・北谷の屋良利正さんから伝えられたもので、四方を敵に囲まれた場合を想定した形だという。

   スポーツキャスターの長嶋一茂は「この技を目の前で見たことがあるが、すごく早い。板倉アナなんて一瞬でやられると思う」とコメント。

清水希容選手の最大のライバル

   社会活動家の石山アンジュが「精神集中が表に出ているところがすごい。どんなトレーニングをしているのか」と聞くと、長嶋一茂は「生活の習慣です。人間は習慣からできていて、悪い習慣だと悪い形になる。例えば、食事の際の箸の持ち方や、姿勢も含まれる」と説明。

   そんな絶対女王の最大のライバルは、世界ランキング1位のサンドラ・サンチェス・ハイメ(スペイン)。2018年の世界選手権では清水を破って優勝している。しかも得意技は清水と同じチャタンヤラクーサンクー。

   テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「僕の頭の中は昔の漫画『空手バカ一代』から進んでない。だから言いますけど、空手の形をやっている選手は実際に強いんですか?」と質問。

   この素朴な疑問に岩本さんは「喧嘩をしたことがないが、少なくとも急所がどこかはわかっているので、実際に戦っても十分行けると思います」と答える。これに長嶋一茂が被せるように「玉川さんなんて一発でやられちゃいますよ。空手をやっている僕だって見えないくらいの速さですから、勝てるわけありません」。

   競技は今日8月5日に行われる。清水は初代女王の座をつかみ取れるか。

(バルバス)

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