取材者も周囲の若者もノーマスク姿
一方で、中国共産党や国家安全法に支持を表明してきたグループが香港からの新たな移住者の受け入れを表明する動きもある。サイモンさんは「これは気がかりです。裏にどんな動機が隠されているのか」と話していた。
秌場特派員は「確かに不可解な話です。サイモンさんは中国共産党の意向が働いているのではと懸念していますが、証拠はありません。(ツアーでも)色々な警戒感から顔を映されたくないという参加者も何人もいました。様々な不安を抱えた新生活の中で、こうした動きは今後も続いていくと思われます」と中継を締めくくったが、目を引いたのは、秌場特派員がマスクをしていなかったこと。中継に映る若者たちもノーマスク姿だった。ロンドンでは、ロックダウンが解除され、公共交通機関など一定の場所以外ではマスクを外すことが認められている。日本でこのような光景が戻ってくるのは、いつだろうか。
(キャンディ)