容体急変の場合の対応は?
二木芳人(昭和大学病院教授)「急激な感染拡大が起こると、重症者はこれから増えてくる。東京都の重症者は114人だが、これは東京都基準。全国基準でいうと数倍の方が重症者」
田中良幸情報キャスター「東京都は先月28日時点での重症予備軍が260人いる。病床使用率は49%で、半分以上空いているようにみえるが、都の担当者によると『ベッドはあるが人手が足りず、対応できていない』という。都の在宅療養者は昨日の時点で1万2161人まで広がっている」
二木芳人「在宅、宿泊療養、調整中を全部合わせると2万人。そういう人たちを誰が日々マネジメントするか。かかりつけ医がきちんと診て、必要なら酸素や点滴を行う仕組みを作らなければいけない」
MCの谷原章介「第4波では大阪で自宅療養で亡くなられた方が増えた。そういう状況をいかに作らないかが重要」
二木芳人「急変してすぐ病院に来ていただけるといいんですが、半日、1日遅れると救える命が救えなくなってしまう」
(みっちゃん)