NHK「あさイチ」の時間帯に放送されている「あさナビ」。博多大吉・華丸キャスターや鈴木奈穂子キャスターなどいつものメンバーが、その日の五輪の見どころなどを伝えている。
29日(2021年7月)、副島淳リポーターが熱く紹介したのは、第2戦を控えたバスケットボール男子。NBAで活躍している八村塁選手と渡邊雄太選手はもちろん、ほかにも注目の選手が目白押しだ。Bリーグ公認アナリストの佐々木クリスさんは「史上最強。世界ランキング42位という数字通りの実力ではないということは間違いない」と太鼓判を押す。
クリスさんが注目するのは、3ポイントシュートのスペシャリスト・金丸晃輔選手。3ポイントシュートは通常、3割ほど決まれば上出来だが、金丸選手の成功率は46.6%と群を抜いている。
爪の音が鳴るようにシュートを
正確なシュートを生み出す秘訣は指先に。
「ボールをリリースする最後の指、人さし指と中指の爪を長めに伸ばして、爪の音が鳴るようにシュートを放っています。音が鳴るということは、ボールを最後の指先までしっかり押せているということ。鳴ればいいシュートを打てている」(金丸選手)
副島リポーター「金丸選手、実は華丸さんと同じ高校出身なんです」
華丸キャスター「バスケの名門なんですよ。まぁ、華丸も金丸も似たようなものですからね。そうなったんでしょうね、おのずと。爪も今、早急に伸ばしているところです」
副島リポーター「これ、勘違いしないで欲しいのは、爪が長いからシュートが入るってものじゃないです」
クリスさん「おっしゃる通り。最後、全身の力を指先にしっかりと乗せていくことが大事で、その結果、爪の音が鳴るだけです」
この3ポイントシュート、世界を相手に日本が勝つためにとても重要になるそうだ。
「ゴールリングは3メートル5センチの高さに設置されているので、近づけば近づくほど身長の優位性が出てくる。なので、外角からのショットをしっかり活用すること。また、そうすることでディフェンダーが外に引き出され、リングの周りの守備が手薄になるので、日本代表がそこに飛び込んでいって、確率の高いシュートにつなげることもできる」(クリスさん)
さて、実は副島リポーター、高校時代は知る人ぞ知る名バスケットボールプレーヤーだったそう。また、八村選手に間違えられてサインを求められたこともあるそうだ。大学時代のプレー中の写真を見ると、なるほど...プロと見まがうほどの迫力だ。
副島リポーター「もう筋肉がタルタルになっちゃいましたが、バリバリにやっていました。大吉さんも学生時代、バスケを?」
大吉キャスター「私は中高。ポジションはレギュラーメンバーにタオルで風を送るという係でした」
男子バスケットボール予選リーグ、日本代表の第2戦、スロベニア戦は13時5分から放送される。
(ピノコ)