コロナ感染し嗅覚異常で3つの危険 「あさチャン!」が警鐘

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半年たっても治らない人も

   その中でも急増しているのが30代以下の新規感染者で、割合は全体の67.5%。その多くが嗅覚障害を訴えている。

   金沢医科大学の三輪高喜教授は「若い人で軽症の人に嗅覚障害が起こりやすく、半年たっても治らない人もいる」と話す。患者251人へのアンケートによると20~30代の約7割が訴えており、長期間症状が改善しない事例も増えているという。

   昨年11月に感染した女性は、回復後200日以上たった現在も嗅覚・味覚異常に悩まされており「ソフトクリームの抹茶味もバニラ味もまったく同じに感じる」と話す。若い世代の後遺症の多くは嗅覚障害を訴えているという。

   藤森アナは「新型コロナ感染の広がりは若い世代に顕著ですが、長い後遺症が続くようです」と伝え、夏目は「後遺症は嗅覚異常が多いんですね」と確認。

   藤森アナは続けて、嗅覚異常があると、冷蔵庫の腐った食べ物がわからなくなり食中毒の危険があること、ガス漏れの匂いがわからずガス爆発やガス中毒の危険があること、煙の臭いがわからず火事の心配があることを伝え、「匂いを嗅いでも食べてもマニュキアの匂いしかしないという人もいました。三輪教授は『脱毛やボーっとするなどの後遺症もあります。新型コロナは単なる風邪ではない』と訴えていました」とコメントした。

(バルバス)

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