「飲食店の時短、飲酒の制限」では...
これまでで最大のコロナ危機が目の前に迫っているが、実はもう打つ手がない。松本教授も悲観的だ。「緊急事態宣言の飲食店の時短、飲酒の制限で感染を抑え込むのは、難しいということなんじゃないでしょうか。抑制効果を期待できるのはワクチンなんですが、短期間に接種率が高まるとは思えません。いまは、みんなが外出を控えるという行動変容くらいしか、感染を下げる要因は見当たりません」
浜田敬子(「AERA」元編集長)「でも、菅総理は緊急事態宣言で人流は減っているといっているんですよね。たしかに減っているんですが、3回目に比べると減り幅は小さいんです」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「菅総理に危機感が感じられません。人流が減っているから心配ないというようなことを、堂々と言ってしまうんですからね」
菅首相は「まずは4連休を含めて、分析していくことにしました」とのん気なもので、分析結果が出た時には、オリンピックどころではない事態になっているかもしれない。そしてその後には、お盆休みの帰省や旅行ラッシュが始まる。もはや感染爆発は必至だ。
(カズキ)