若狭勝「オリンピックで緊張感が途切れて...」 都内「最多感染確認」と「今後」へ警告

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   「きのう(2021年7月27日)の東京都のコロナウイルス新規感染者数が2800人を超えました」と、 永島優美アナウンサーが過去最多の広がりを伝えた。これまで最多の1月7日の2520人を一気に上回り、全国でも2カ月ぶりに一日7000人を超えた。全国の重症者数も48人も増え、514人。7月3日以来3週間ぶりに500人超え。都の担当者は「これだけ広がっていると、まだ増える」と認めた。

  • 感染確認は全国的にも増えている(写真はイメージ)
    感染確認は全国的にも増えている(写真はイメージ)
  • 感染確認は全国的にも増えている(写真はイメージ)

菅義偉首相「人流が減少していますし...」

   菅義偉首相は「全国的にも増え続けております」として、改めて不要不急の外出を避ける必要に触れた。しかし、オリンピックを中止しなくていいのかと記者に問われると「人流が減少していますし、そこはありません」と否定、なんだか矛盾するのはテレビ観戦を、ということか。「人流」は、ここ数日の統計数字だろうが、都内の一部繁華街で減っても、その分は五輪会場周辺で増えている。では、繁華街でも今後人出が急増したら中止するのか。

   若狭勝(弁護士)は「政府自民党としては、きたるべき衆院選挙があるので、ここで(五輪)中止の選択はまちがいなく、あるはずがない」と、政治的な思惑を解説する。さらに「オリンピックをやると緊張感が途切れて、当たり前の感じで今後も(感染者が)増えてしまう」と警告した。オリンピックとコロナ感染がなんとも危険なレベルに向かいつつあるようだ。

(あっちゃん)

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