1歳で父亡くしたニューヨーク屋敷 母との親子愛エピソードに視聴者「泣いた」

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   7月26日(2021年)放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に、お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷裕政さんが出演した。

   都会で頑張る芸能人に親からガチで届く1箱の段ボールの開封作業に立ち会うという企画「深イイ宅配便」に登場した屋敷さん。2カ月に一度は三重に住む母・ゆかさんから荷物が届くそうで、いつも屋敷さんが好きな食べ物を送ってくれるという。

   「オカンに買うてもうた靴、M-1の時ずっと履いてた」「ベルトも最近オカンが送ってきてくれた」など、ゆかさんとはかなり仲が良い様子だ。

  • 日本テレビの「人生が変わる1分間の深イイ話」番組サイトより
    日本テレビの「人生が変わる1分間の深イイ話」番組サイトより
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「芸人になりたい」と泣いた息子に通帳を...

   そんな屋敷さんだが、実は1歳の時に父親を亡くしているという。家の敷地内にある離れの部屋で、灯油に引火したとみられる火災事故が発生し、父は全身やけどを負って36歳の若さで他界。周囲に爆発音が聞こえるほどの大事故だったそうだ。

   それ以来、ゆかさんは昼夜を問わず働き生計を立てた。高校生になった屋敷さんは「芸人になりたい」という夢を抱き始めるが、家庭のことを考え、東京のテレビ制作会社に就職した。

   そんな折、ゆかさんが脳動脈瘤を患ってしまい、屋敷さんは夜行バスで東京から地元に駆け付ける。

   手術は成功したが、術後の体調が思わしくなく、何を食べても戻してしまう。手術から2日経ち、ようやく屋敷さんが買ってきたバニラアイスを口にできたところで、屋敷さんは泣きながら「芸人になりたい」と打ち明けたという。

   ゆかさん「『せっかく社会人になって仕送りとかも安心させられる状態になったのに、また一から芸人の道に進みたいと思うんだ』っていうのを、私の前で初めて泣きながら言って」

   屋敷さん「その時オカンはぐーっと考えて、『わかった』っつって、ずっと貯金してた通帳をバンって渡して、100万円入ってて」

「寂しかったとか思った記憶がない」

   ゆかさんが母親として貫き続けたのは、「これは父親がするんだろうなと思うことは全て一緒にやりました」。

   屋敷さんがやりたいと言った空手やキャッチボール、一輪車に至るまで、ゆかさん自身が習得し、屋敷さんに教えてきたという。

   屋敷さん「ずっと楽しかったですね。オカンしかおらんから寂しかったとか、お父さんおったらこうやったのに何でお父さんおらんねんって思った記憶がない」

   屋敷さんの知られざる家族のエピソードに、ツイッターなどでは

「深イイ話の屋敷さんとゆかさんのお話を聞いて親子愛に感動した もう始まって数分で泣いてもうた」

「ニューヨークの屋敷ママが素敵でした。母と二人で生きてきたけどいつも楽しかったって最大の母への賛辞と感謝でした」

「屋敷さんのおかあさんゆかさん、とても素敵でご立派な方。目標とする母の姿でした。泣いたわ」

など、感動したという声が数多く上がっていた。

(TT)

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