スケボー「金」西谷椛(13)の挑戦ぶり 菊間千乃「見ていて気持ち良かった」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   実況アナウンサーが「決まった!13歳真夏の大冒険」と声を上げる。モーニングショーでは、きのう26日(2021年7月)に行われた五輪新競技のスケートボードの女子ストリート決勝の様子を伝えたが、金メダルを獲得したのは、昨年小学校を卒業したばかりの13歳の中学生、西谷椛(もみじ)選手だ。

  • 13歳で五輪の金メダル(写真はイメージ)
    13歳で五輪の金メダル(写真はイメージ)
  • 13歳で五輪の金メダル(写真はイメージ)

好きな食べ物はチーズハンバーグ

   スケートボード・ストリートは階段や手すりなどが配置された街中のようなコースで技を競う競技。45秒のラン2回と一発技のベストトリック5回で得点を競う。西谷選手はベストトリックの1回目、2回目と連続で転倒し後がない状態だったが、その後は空中で板を横に1回転させたあとレールに乗って滑るビッグスピンボードなどの大技を連発し見事金メダル。バルセロナ五輪平泳ぎの岩崎恭子さんが持つ日本人最年少記録14歳0カ月を塗り替える13歳10カ月での金獲得となった。女子ストリートでは西谷選手のほか、16歳の中山楓奈選手も銅メダルを獲得している。

   西谷選手は試合後「日本で行われたオリンピックで初めて優勝できてよかったです。楽しいです。緊張してないです。メダルは重いです。1トン」と喜びのコメント。

   そんな西谷選手も素顔はごく普通の中学生。楽しいのは昼休みで好きな食べ物はチーズハンバーグだという。スケートボードを始めたのは6歳の頃で、スクールには通わず父親が指導。一つの技が完成してから次の技に進むというルールでコツコツ技を極めてきた。東京五輪の目標は先月のイタリア選手権で失敗したビッグスピンボードを決めることだったが、五輪本番で見事この大技を決め、これが金メダル獲得の決め手となった。

   今後の目標は、3年後にオリンピックで女子がのったことのないワザを決める、7年後にオリンピック優勝、20才になって敵がいないくらいうまくなる、15年後に世界で知らない人がいないぐらい有名になることだという。

日米の環境の違い

   長嶋一茂(スポーツコメンテーター)「スケートボードは十代で栄冠が手にできるという面白い側面が見えた競技。水泳も昔は十代後半がピークだったが、今はどんどん伸びている」

   山本雪乃(テレビ朝日アナウンサー)「西谷選手も専属コーチがいないということですが、スケートボードはインスタグラムやYouTubeをみてワザを取り入れていく競技で、本当に現代のスポーツという感じがしますね」

   菊間千乃(弁護士)「小さい時は、新しいことに挑戦してできていくとうれしいじゃないですか。その気持ちのままオリンピックに出ていらっしゃって、何か本当に楽しんでらっしゃる。見ていて気持ち良かった」

   長嶋一茂「これをみて『パパ、スケボー買って』という子供が増えると思う。でも日本は環境はまだまだで、アメリカは自宅のプールの水抜いてスケートボード練習するんだもの」

   司会の羽鳥慎一「日本でもこれから環境が整備されていく競技になるのかもしれません」

(みっちゃん)

姉妹サイト