平野早矢香「ほんとに鳥肌もんでした」
スポーツキャスターの平野早矢香さん(ロンドン五輪卓球団体銀メダリスト)は、「ほんとに鳥肌もんでした。決勝もそうですけど、準々決勝のドイツ戦も大、大、大逆転だった。中国はものすごく大きな壁で、こうした場面で何度も敗れてきたわけですよ」
コロナ禍で中国との対戦は1年以上なかった。最初の2セットは久しぶりの中国に慣れるまでの時間だった。「第3セットになって、水谷選手がより台に近いところで攻撃的になると同時にサーブに変化をつけた。第4ゲームはどんどん攻めて、もう相手のメンタルと技術をつぶした」。(最終セットでいきなり日本が8-0まで連取した場面は)「中国はもう成すすべなし。パニック。頭の中が真っ白と言う状況で。これまでは、日本がいつもそういう状況にさせられてきた」。
MCの加藤浩次「試合内容見ると、水谷選手が試合内容をまとめて、要所要所で引っ張るプレーを見せて、素晴らしかったと思う」
平野「準々決勝のドイツ戦で大逆転をした時も、伊藤選手が硬くなっていて、これを水谷選手が何とか奮い立たせて、最後は勝ち切った。そこから準決勝の台湾戦は伊藤選手が好き放題、何でも入ります。この流れが決勝につながった」。
(栄)