モーニングショーは金曜レギュラーの長嶋一茂が今日27日 (2021年7月)もスタジオ出演し、熱戦が続く東京オリンピックについて語った。菊間千乃(弁護士)が「メダルがすごすぎてお伝えするのが大変ですよね」とコメントするほど、メダルラッシュが続く五輪だが、今日のモーニングショーは、日本卓球界初の五輪金メダルを獲得した混合ダブルスの水谷隼(32)・伊藤美誠(20)コンビを最初に取り上げた。
2人は踊るようにチームメイトに勝利の報告
26日夜に決勝戦の相手は、2008年北京五輪以降、卓球全種目で金メダルを独占している卓球王国中国のペアで、水谷-伊藤ペアは第1、第2ゲームを落とす苦しいスタートとなった。その後は第3ゲームから第5ゲームまでを連取したものの第6ゲームは中国とシーソーゲームが続くが、水谷-伊藤ペアは最終第7ゲームを11-6で取り、77分間の激戦を制した。
試合終了直後、水谷選手は伊藤選手を抱きしめるが、伊藤選手は「痛い」と嫌がる様なそぶり。その後2人は踊るようにチームメイトに勝利の報告をした。
試合後のインタビューで水谷選手は「メダルをたくさん取ってきたが、どれも銀や銅だった。今日日本の国旗が一番上にあがって、アスリートとして最高の瞬間。東京オリンピックですべてのリベンジができた」、伊藤選手も「ミックスダブルスで金とると目標にかかげていた。最後まで楽しかった」と喜びを語った。
この2人は静岡県磐田市の同じ小学校の出身。伊藤選手は水谷選手を兄と慕い、8歳の時には地元静岡朝日テレビの取材で「隼くんみたいにオリンピックに出たい」と語る姿も残されているが、いつのまにか立場は逆転。12歳年下の伊藤選手が水谷選手を「隼」と呼ぶなど日頃の私生活では伊藤が上になっているという。
中国メディア「恥の一戦」
日本初の快挙だが、中国にとっては衝撃の敗戦。中国メディアは「恥の一戦、金メダルを失う」「極めて遺憾」などと報じた。
長嶋一茂(スポーツコメンテーター)「申し訳ないけど中国に追いつきそうだけど抜いてはいないね、と話をしていたが今回は覆されたと言っていい。1セット2セット見てやばい、このままストレートで負けるかもしれないというイメージだったが、水谷選手のアグレッシブな気持ちにエンジンがかかってきて、そこからよく対応できた。スタミナもあった。練習量のたまもの」
菊間千乃「笑顔を見せて攻めの姿勢を崩していなかった。ドイツの試合より安心して見られた」
司会の羽鳥慎一「あとは2人の関係性ですね」
長嶋一茂「試合後は抱き合いたくなかったんでしょうね。彼女にはまだまだ取りたいメダルがある。ちょっと冷静にということだと思う。一方中国メディアの報道は何考えてるんでしょうね。恥だとか許-劉ペアがかわいそうですよ」
(みっちゃん)