感染経路は?
ビデオ通話で取材に答えたオーヒンク選手。「私自身も頭の中を整理しないといけません。そうでないと24時間泣きっぱなしになってしまいます。31歳ですし、私にとって最後のオリンピックでした。これを乗り越えるのは本当につらい。わたしの夢は絶たれました。最大のパフォーマンスをするために来たのに、大きな心の傷ができてしまった。家族も含め、立ち直るのは多くのケアが必要になると思います」と落胆した様子だ。
オーヒンク選手は17日にオランダを出国し、日本到着から4日後の22日に陽性が判明した。思い当たる感染経路は、飛行機の機内だ。「私より1日前に同じオランダのスケートボード選手が陽性の結果になった。感染した5人みんなが同じ便でした」
オーヒンク選手のように新型コロナ陽性で大会に参加できなくなる選手は日に日に増加している。組織委員会はきのう25日、新たに大会関係者10人の感染を発表。これで大会関係者の感染は、合わせて132人になった。
(ピノコ)