設楽統MCの「ノンストップ!」(フジテレビ系)の火曜コーナー「行きつけ教えます!」に7月20日(2021年)、俳優・林遣都(30)が出演した。
生放送のトーク番組に出演するのは珍しいと言われ、「そうですね人前で話すのは得意ではないので」と。MC設楽が「林くんは昔の人みたい、落ち着いてて、現代の便利さをぜんぜん使わない」「同世代の人と違う時間軸で生きているというか」と言っていたが、たしかに、いまどきのチャラい感じがないのも魅力のひとつといえそうだ。
「ノンストップ!」の寄せられた「トリセツ」情報は...
映画「犬部!」で共演した中川大志から「林遣都さんのトリセツ」と題した情報が寄せられ、そこには「隣にいるのに声が聞こえない」という弱点が。「一緒に取材を受けているととても丁寧に言葉を選んでお話をされる方なのですが、緊張しいで人見知りなのか、声が小さすぎて隣なのに声が聞こえないことがあった」と。これには「話しているとだんだん自信が無くなってくるというか。注目されるのがやっぱり......」「聞いている人に嫌な思いをさせたくないなとか、いろんなことを喋っているうちに考えちゃって」と。
「人見知りとかでもないとおもうんです。ほんと、人が好きで。短時間で仲良くなるのが......」と、自分が自分がという俳優が多いなか、こんな謙虚なタイプは珍しい。
芸能界入りのきっかけが、中学3年生の修学旅行で東京に来た時、山手線の渋谷駅ホームでスカウトされたというから凄い。その時の写真も出てきたが、可愛い美少年という感じで光り輝いていた。
中学、高校時代、バンドをやっていてボーカルを担当し、銀杏BOYZのコピーをしていたという。今でもバンドマンに憧れているとの話から、「『FNS歌謡祭』で峯田さんとコラボ企画あるかも」と設楽に言われても、「巧いといわれたことがない」と、乗り気ではないようで......。「FNS歌謡祭」での銀杏BOYZ峯田とのコラボ、是非、実現して欲しい。
うっかりモノ忘れが多いという話も、「現場にココアを持って行こうと思って冷蔵庫に用意して忘れちゃう」とか「洋服のタグをつけたまま外出してしまう」といったエピソードがお茶目。
トークが苦手といいながらも、一生懸命話し、人柄の良さがにじみ出ていてますます好感をもった。「犬部!」での大学生役も違和感なし。7月22日公開でこちらも楽しみ。
(くろうさぎ)