暑さに体を慣らす3つの方法 医師が「モーニングショー」で伝授

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   きょう21日(2021年7月)は全国21県に熱中症警戒アラームが発令されている(午前5時現在)。今年はコロナ禍と重なって、とくに警戒が必要だという。外出が減って、体が暑さに慣れていく暑熱順化ができていないからだ。

   司会の羽鳥慎一は「マスク熱中症も今年の特徴です。関東地方のある都市では、救急搬送された熱中症患者のうち、約3割がマスク着用中だったそうです」と伝えた。マスクをしていると吐息がこもり、体温が上がり、喉の渇きにも気づきにくくなる。田村憲久厚生労働相も「屋外で周りに人がいないときは、マスクを外してほしい」と呼び掛けている。

  • 暑さに体を慣らすには…
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小学校低学年以下のマスクに要注意

   とくに子どもは熱中症になりやすく、済生会横浜東部病院の谷口英喜医師によると、2歳以下はマスクしてはいけない、小学校低学年以下は夏場はマスクはしないほうが安全という。

   では、外出を控えながら暑熱順化をするにはどんな方法があるか。「ぬるめ(38~39度)のお風呂に10分以上浸かる。じめじめした台所や脱衣所にいつもより長めにいる。家の中でも座っている時間を減らす(立っている時間を長くする)などで効果があります」(谷口医師)

   靴下を脱いでゴム痕が10分以上消えない、親指の爪を押してすぐ赤みが戻らないときは、熱中症になりかけている。玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)は「夕方のウォーキングにペットボトルを持って出るんですが、どのくらい飲んだらいいんでしょうかね」と谷口医師に聞く。

「出た汗と同じ分量ということになりますが、わかりにくいと思うので、ウォーキング程度なら200~300ミリリットル。シャツを着替えたいくらい汗をかいたら1リットルですかね」

   ずっと家の中にいても、コップ1杯の水を1日8回、1.5リットル程度飲んでほしいという。

(カズキ)

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