加藤浩次「もう選手村に入り込んで...」 南ア選手らの感染確認・濃厚接触者認定が意味するコト

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   東京五輪の選手村に入ったサッカーの南アフリカ選手ら3人が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、21人が濃厚接触者に認定された。選手らはどこで感染したのか、22日(2021年7月)に予定される対日本戦で感染が拡大することはないのか、20日のスッキリが伝えた。

   南ア代表チームは19日、千葉市内で練習をした。感染した選手ら3人はホテルで療養。他の選手は、一昨日のPCR検査で全員が陰性だった。大会組織委員会によると、明後日の日本戦までに、毎日検査をし隔離された部屋で食事をとり、トレーニングの場合のみ部屋から出られる、という。濃厚接触者の21人は、明後日20時からの対日本戦の6時間前(14時)にPCR検査をし、陰性の場合は出場可能となる。

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入国後に毎日「抗原検査」を受けるが...

   日本代表も練習をしたが、南ア代表の感染について、「ぼくたちの準備をするだけなので、相手の状況は気にしていないです」(冨安健洋選手)。

   大会組織委員会によると、19日も新たに、海外の大会関係者2人と日本の業務委託スタッフ1人の計3人の感染が確認された。これまでに確認された大会関係者は61人。

   五輪関係者と一般の接触を遮断する、という「バブル方式」は有効なのか。

   海外から入国する五輪選手らは空港到着時や入国後に毎日「抗原検査」を受けるが、日本感染症学会の水野泰孝指導医は「ある程度病原体が多くないと検査で引っ掛けることが難しい。感染してごく初期の場合は、すり抜けることが十分考えられる」。

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