気象予報士の大変さがわかるドラマに
番組には「おかえりモネ」で気象考証を担当している「ニュースウォッチ9」でおなじみの気象予報士・斉田季実治も登場。これまでのシーンの中で一番好きなのは、森の中で朝岡が「天気予報の放送枠、日本全国の予報で2分30秒は短か過ぎる~」と叫ぶシーンでこれはすべての気象予報士の声だ、と言って笑いをとった。
各地でゲリラ豪雨が多発するなか、気象予報士にも注目が集まる。そのたった2分30秒のために、気象予報士たちがどれだけ力を尽くして、全国の天気を予報し、視聴者に伝えるのか。その大変さがわかるドラマになることは間違いない。
いろいろと見どころ、ツッコミどころがあったが、中でも、今田美桜演じる気象予報士の名前が神野マリアンナ莉子の存在。モネは朝岡を尊敬し、いつも朝岡の番組を見ていたのに、同じ番組のフィールドキャスターだった莉子には気づかなかったようで、全くの初対面ふうだったこと。神野マリアンナ莉子など、一度聞いたら忘れられないくらいインパクトの強い名前なのに......。
もっとも、そんなふうにぼーっとしたところもモネの魅力(!?)だとすれば、そういうこともあるかも!? 銭湯をリノベーションしたモネの下宿は、隣の部屋も空いていて、いずれ誰かが入ってくるはずで、それも楽しみ。東京篇になっても、たまには気仙沼の状況も伝えて欲しい。せめて、永瀬廉演じる及川亮の近況だけでも。是非。
(大熊猫)