7月18日(2021年)放送の「笑点」(日本テレビ系)に、骨折のため休養中の林家木久扇さんの代打として、6代目 桂文枝さんが出演した。
前回の助っ人は春風亭小朝さんだったが、司会の春風亭昇太さんに「今回はびっくりしましたよ。上方からこの方登場です」と紹介されて登場すると、他の落語家からも「おお~」との歓声が。
「たまたま東京で仕事がありましたら、ぜひこちらにと。木久扇師匠、早く良くなってください。わたくしには師匠の代わりは務まりません。あんなにバカにはなれない」
との挨拶で笑いを取り、頭を下げたところで、6枚積み重なった座布団の上でバランスを崩し、床に手を付いてしまった。
昇太さん「(新婚さんいらっしゃい!で)イスからこけたのは見たことあるんですけど、座布団でこけるのはあんまり見たことない」
文枝さん「ちょっと座布団3枚ぐらい減らしてもらえます?早めに取ってください」
円楽「座り心地でやってる番組じゃない」
大喜利で笑いを取った際もバランスを崩し、通常なら座布団をもらえそうなところを「危ないから1枚取って!」(昇太さん)と言われる始末。座布団運びの山田隆夫さんが来ると「どうせなら2枚持ってって」と自ら座布団を2枚差し出し、三遊亭円楽さんに「珍しいよね、いらない人も」と突っ込まれていた。
さらに座布団を減らしたいためか、くだらない回答を連発して「山田さん!2枚持ってって。何かね、取ってほしいらしい」(昇太さん)と言われると、今度は山田さんに3枚渡していた。
放送開始時点で6枚積み上がっていた座布団は1枚になってしまったが、今度は
「ちょっとすいません、座布団1枚いただけます?痛くなってきちゃった」
と、昇太さんの判定を待たずに座布団を要求。「2枚がちょうどいい」という文枝さんに、円楽さんはまた「座り心地でやってる番組じゃない。ためる番組だから」と突っ込んでいた。
助っ人・文枝さんのマイペースすぎる姿を、お茶の間も大いに楽しんだようだ。ネットでは、
「木久ちゃんの座布団が文枝師匠によってどんどん減らされていくww」
「座りにくいという理由で座布団を1枚残して回収させた後に膝が痛いで1枚貰ってるの面白すぎる」
「座布団のシステムを覆す桂文枝師匠、何者...?」
などの声が上がっていた。
(TT)