東京オリンピック・パラリンピック大会の開会式に作曲担当として参加しているミュージシャンの小山田圭吾さん(52)が先週の16日(2021年7月)、自身のツイッターで過去のいじめ行為について長文の文書を投稿し、謝罪した。「しかし、世界でも報じられ、波紋を広げています」と司会の谷原章介が19日、伝えた。
五輪に作曲者として関わることについて...
英「カーディアン」電子版は「東京2020の作曲家 障害のあるクラスメイトに対する過去のいじめを謝罪」、米「ABC」電子版は「オリンピックの日本人作曲家 虐待を謝罪」などと各国で報じられている。
問題となっているのは、1994年と翌年に発行された2つの音楽雑誌に掲載されたインタビュー。その中には「ひもでぐるぐる巻きにしたり、プロレス技をかけたりした。アイデアを提供して横で見ていた」「マットレスで巻いたり、ロッカーに閉じ込めるなど、同級生に対するいじめや障害者の特徴をあげつらい、面白がっていたことなど」を告白している。
小山田さんは「私の発言や行為によって傷付けてしまったクラスメイトやその親御さんに心から申し訳なく、深い後悔と責任を感じております」と謝罪し、五輪に作曲者として関わることについて「依頼を辞退すべきだったのかも知れませんが、熟考した結果、少しでもお力になれるのであればという思いから依頼を受けるに至りました」と述べている。
永島優美「ショックを受けました」
組織委員会「過去の発言について把握していなかったが、不適切な発言である。小山田さん本人は後悔し反省しており、現在は高い倫理観を持って行動したいと言っている」として解任しない方針だ。
谷原「率直にいかがですか」
永島優美アナ「直接謝罪したいという文章もありましたが、被害者はもう顔も見たくないという方もいると思います。インタビューを見ましたが、度を越した内容ですし、楽し気に話しているところにものすごくショックを受けました」
視聴者からも「めざまし」に「これは酷すぎる。開会式の音楽を聴く気になれません」「過去のことをほじくり返され、叩く...これもいじめですよね」「反省すればいいのか。いじめられた方は一生苦しみながら生きるんだぞ!」など様々な声が届いている。
(一ツ石)