石原良純「IOCってなんなんだろう」 バッハ会長歓迎会へ漂う違和感

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   東京五輪開幕を5日後に控えたきのう18日(2021年7月)、IOCバッハ会長の歓迎会が迎賓館で行われた。19日の「モーニングショー」が取り上げた。

  • 東京五輪開催が目前に迫っている
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「我々はただのゲストです」

   五輪に反対する人たちが会場周辺でプラカードを掲げる中、バッハ会長は18時過ぎに到着。歓迎会には菅義偉総理、橋本聖子組織委員会会長、着物姿の丸川珠代・五輪担当大臣の他、森喜朗・組織委員会前会長や麻生太郎財務大臣ら40人が参加したが、飲食は提供されれず、参加者は会場に並べられた椅子に座ったまま。ピアノ演奏や菅総理らのスピーチが行われ、1時間半ほどで歓迎会は終了した。

   ネットでは「貴族の戯れ」「会長自ら静かに過ごす気はないのか」といった反対の声が。立憲民主党の枝野幸男代表も「国民に自粛を求めている状況でどう受け止められるのか。国民視点が欠けている」と非難。一方、バッハ会長は歓迎会前の記者会見で「我々はただのゲストです」とコメントしている。

   石原良純(気象予報士・タレント)「IOCってなんなんだろうと考えてしまう。特権階級としてあるんでしょうね。オリンピック、なんのために開くんだろうと思っているうちに金曜日に開会だが、実感がない。今回のオリンピックってなんなんだろう」

リモートじゃいけないの?

   北村義浩(日本医科大学教授)「参加者は40人だが、警護の方々とかで混雑していたのではないか。リモートじゃいけないのと聞かれた時の答えを聞きたかった」

   山口真由(弁護士)「ガイドラインを遵守していても、民間はイベント開催を奨励されている雰囲気ではない。その一方で歓迎会を開催されると心理的な負担が大きい。民間のイベントを止める説得性がなくなってしまう。オリンピックを先進国で開く意義が伝わってこない」

   司会の羽鳥慎一「歓迎会を止めればメッセージになったかな」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「対策しているのであれば儀礼上やることに反対ではないが、受け止め方として『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』となっている。バッハさん、森さんに対する感情は憎い。レセプションやること自体が感情的に癪にさわる。科学ではなく感情の問題。菅総理は五輪開催に賭けたが、勝つのか負けるのか。オリンピックが終わった後の支持率がどうなるのか」

(みっちゃん)

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