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IOCバッハ会長は何者か!?ホテルオークラ1泊250万円に泊まって「天皇に謁見させろ」

   週刊現代でノンフィクション・ライターの森功が、IOCのバッハ会長の「ぼったくり男爵」ぶりが酷いとリポートしている。彼が宿泊しているのは、虎ノ門の「The Okura Tokyo」の1泊250万円のインペリアルスイートルームだそうだ。だが、バッハが払うのは最大で1泊4万4000円までだから、その差額は日本側が払う。

   泊まるだけではなく、バッハは、あくまで森のリポートによればだが、室内の調度品もすべてIOC御用達に替え、料理人も国から連れてきているというのである。オークラ側は、客のプライバシーに関わるとして答えてはいない。バッハという男、いかにもそういうことをやりそうな人品骨柄ではある。

   そのうえ、国賓でもないのに、天皇に謁見させろとゴネているという。宮内庁は突っぱねているというが、バッハはWHOのテドロス事務局長が開会式に国賓として来日する際、一緒に陛下に挨拶したいといい出しているそうだ。宮内庁は困惑しているそうだが、私は天皇はバッハに会わないと思う。なぜなら、開会式に皇后を出席させなかったからである。表向きはコロナ感染の危険があるという理由のようだが、これは、天皇皇后がコロナ禍の中で東京五輪を強行することを危惧しているからではないか。そう考える。

   組織委によれば、今年の3月時点の東京五輪の経費は1兆6440億円になり、その中でIOC幹部たちの「おもてなし」代を含めた大会運営費が7310億円にもなる。このままいけば3兆円を超えるのではないかといわれるが、そのツケは必ず国民に回ってくる。バッハの前で、「やるんか東京」を大合唱してやりたい。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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