東京オリンピックへの関心が世界的にも低いらしい。中でもとりわけ日本で高まらない現状が、大手調査会社のイプソスが13日(2021年7月)に公表したデータでわかった。「関心がある」と答えたのは平均が46%、日本では32%だったと15日の「めざまし8」が伝えた。
谷原「開催国で関心がない」
東京オリンピックへの賛否については、全体の57%が「反対」と過半数に達し、「賛成」は43%にとどまった。「反対」は、韓国で86%、中国で59%。米国では48%が反対、52%が賛成。賛成が最多はトルコの71%だった。日本は反対78%、賛成22%だ。
司会の谷原章介「開催国で関心がない。いまだにオリンピックが盛り上がらないところはあります」
古市憲寿(社会学者)「オリンピックで日本ほど盛り上がる国はなかったが、実はもともとオリンピック自体に関心がない国は多い。僕はスポーツに興味がないので、オリンピックの年は肩身が狭かったけど、こんなに関心がないと堂々と言える年が来るとは思わなかった」
この際、オリンピックのあり方や自分たちとのかかわり方、日本人の税金をどこまで投入していいのかを、冷静に考える機会にしたらよいかもしれない。
(あっちゃん)