「家で靴を脱ぐ日本の習慣をマネする人が増えている」
イスラエルのレイチェル・ビットさんが取り寄せたのは、日本製の「スリッパ」。「コロナで冬の時期に家にいたので日本のスリッパを履くようになりました。とても気にいっています」とビットさん。イスラエルでは衛生面から家では靴を脱ぐ日本の習慣をマネする人が増えているそうで、それに伴って履きやすい日本のスリッパが売れているそうだ。
一方、東南アジアで爆売れしているのが、「生きた芸術品」と呼ばれる「ニシキゴイ」だ。全日本錦鯉振興会新潟地区長の伊佐光徳さんは「ニシキゴイは全体の80%が海外に行っています。御三家と呼ばれる『紅白』『大正三色』『昭和三色』という品種ですと、東南アジアが1番盛んです」と話す。
それにしても、なぜニシキゴイ?タイでバイヤーをしているジュップ・ジップさんは「タイ人はコイを飼育するのが好きです。コイは風水的に富を呼ぶと言われていて、太く大きく育てると縁起が良いと言われています」と解説。
コロナ前は日本で直接選別していたが、コロナ禍の今は業者とのラインで購入しているというジップさん。「実際に養殖をしているところに行ってコイを選別するのが楽しいので、コロナが終わったら日本に行きたいです」と笑顔で語った。
(ピノコ)