痛いっ!若い世代にも「痛風」急増  「あさチャン!」で医師が伝えた予防策

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   「コロナ禍の今、生活の変化である病気が急増しているようですね」という司会の夏目三久の問いかけに、藤森祥平アナが「はい。その病気とはズバリ『痛風』です」と答えた。

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リモートワークとの関係

   痛風とは足の甲や指、膝の関節などに強い痛みや腫れなどの症状が現れ、「風が吹いただけでも痛い」と言われる病気。13日(2021年7月)放送の番組によると、コロナ前に比べて3割も患者が増えていると言う。中高年の病気というイメージが強いが、今若い世代の発症が目立っているそうだ。

   東京・墨田区の両国東口クリニックには、1日で100人から120人くらいの痛風患者が訪れる。年代別では、1番多いのが40代で、次いで30代、50代と続く。

   若い世代にも広がっている要因について、同クリニックの大山博司医師は「体重が増えている方が多い。外出が減ってリモートワークになり、通勤である程度動いていたのもなくなってしまった。運動不足で筋肉量が減ってくると尿酸の数値も上がりやすくなるのではないかと心配しています」と話す。

   実際に痛風の診断を受けた患者は「足が腫れあがって靴も履けないですし、サンダル履くのも大変なくらい。やっぱりリモートは良くないですね。体も動かせないし、座ったまま緊張感だけ高まっていくわけで、ストレスも溜まります」と話す。

   また、大山医師によると、30代など若い世代が痛風になると、治療経過が長引くだけでなく、年を重ねるごとに腎臓病のリスクが高まるというから要注意だ。

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