「警察官なんて辞めたい!」が口癖の埼玉県警町山署町山交番に勤務する地域課の新米巡査・川合麻依(永野芽郁)は『やけに暑かった初夏の日』に、パワハラで地域課に飛ばされたと噂される刑事課の元エース刑事・藤聖子(戸田恵梨香)とペアを組むことになった。
藤の機転で自殺予告常習者の生命を救い、辞職を思い止まった川合だが、慣れない夜の当直勤務中、パトカーの助手席で睡魔に襲われる。藤は真っ暗な学校の近くで川合を降ろし、徒歩での見回りを指示した。
薬物使用の疑いがあるホストを尾行
そこでは、刑事課捜査一課の刑事・源誠二(三浦翔平)と山田武志(山田裕貴)が、学校荒らしを捕まえようと張り込み中だった。
藤は逃げようとした学校荒らしを取り押さえ、2人に「私がいなかったら、この人に逃げられてた」とイヤミを言う。
そんな折り、川合と藤は刑事課の応援として薬物事件の捜査に駆り出され、川合は源と、藤は山田とそれぞれカップルを装い、薬物使用の疑いがあるホストを尾行する。
ホストがラブホテルに入ったため、4人もラブホテルに潜入することに。だが、デートも経験がない川合は「私、無理です」と言って逃げ出そうとする。「大丈夫だよ、何もしないから」と手を引く源と、「イヤです」と抵抗する川合は、ホテル玄関でとんだ醜態を演じてしまう。近くで捜査状況を見守っていた町山交番所長・伊賀崎秀一(ムロツヨシ)は見るに見かねて、「川合くん、安心しなさい。連れ込まれなさい」と指示を出す。
一方、川合と源のドタバタをよそに、藤と山田は仲よさそうに腕を組んでホテルに入った。藤がベッドに上がって「また一緒に犯人を捕まえたいね」と言えば、山田はうれしそうに「はい」と答え、何やら妖しいムードが漂う。
そんな潜入捜査の結末は? 警察学校を首席で卒業し、刑事課のエースと言われた藤が交番勤務になった本当の理由とは......。(よる10時放送)
(寒山)