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IT担当大臣はおいしい!平井卓也デジタル相 親密企業から濡れ手に粟で株式売却益や政治献金

   週刊文春は平井卓也デジタル相とIT関連企業の「豆蔵ホールディングス」の荻原紀男社長との親密な関係を追及している。2人は平井が初当選した頃に出会い、親しくなっていく。<豆蔵HDは平井氏が代表を務める自民党香川県第一選挙区支部に対し、十三年から十七年まで年六十万円、計三百万円を献金している>(文春)。もちろん平井へ流れたカネはこれだけではない。

   さらに平井は、2018年にIT担当相として初入閣した際の「閣僚資産公開」の中に、「(株)豆蔵ホールディングス 8400株」という記載があった。豆蔵HDは2020年に、MBO(経営陣による自社株買い)を実施している。平井もその時に売却しているから、文春が調べたところ、少なくとも約1200万円の売却益を得ているそうである。

   デジタル庁には約370億円という巨額な予算が計上されている。疑念を抱かれる付き合いは切って捨てる。それが上に立つ者が守るべき倫理であるはずだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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