政府は11日(2021年7月)までの新型コロナ感染対策の「まん延防止等重点措置」について、東京、神奈川、埼玉、千葉の1カ月延長を検討しているが、田村憲久厚生労働相は「ただ延長するのではなく、リスクの高い行動を減らす」と対策強化を打ち出した。政府高官は「飲食店の見回りを消防、保健所、警察がしっかりやる」という。再び、飲食店の酒類提供を終日自粛するということらしい。
「酒類提供の自粛」の効果は?
7日の放送でパネル解説の田崎史郎さん(政治評論家)は「菅総理とコロナ関係閣僚の5大臣会合でも、『やっても守らない店が多い』という意見もありましたが、『(対策としては)これしかないんじゃないか』という意見が強いんです」と指摘。
もちろん飲食店は、「見回り・取り締まり強化などだけで、酒類提供の自粛は何としても避けて欲しい」と困惑しているが、司会の羽鳥慎一が「政府が新たにやるといっている対策もあります」と紹介したのはネットアンケートだ。
「グルメサイトを使って、入った店の感染対策が適切かを客に投稿してもらうものです。アクリル板、手指消毒、換気、食事中以外のマスク奨励を徹底しているかを答えるようになっています。不十分な店には自治体が指導します」
仕事帰りに、暑気払いのビールを一杯なんていうのも、今週末までだ。
(カズキ)