「熱波が襲うカナダでは山火事が発生しています」と7日(2021年7月)、永島優美アナウンサーが気温49度を超すカナダの最新情報を取り上げた。ブリティッシュコロンビア州では山火事が200件以上、数百キロにわたり発生した。
熱波と雷火災の悪循環
6月30日に避難中の車から撮影された映像には、沿線から灰色や黒い煙が上がり、林や店が燃える。「なんてことだ」「これは熱い」の声がまじる。司会の谷原章介が「被害拡大の原因は火災積乱雲といいます。その恐ろしさとは?」と問いかけた。
気象予報士の天達武史によると、大規模な山火事が起きると、水分が上昇し、空気中の水蒸気と合わせて積乱雲をつくる。これが火災積乱雲で、雨を降らせるが、落雷もあり、それによる山火事につながる。熱波と雷火災の悪循環。「日本でも関東大震災のときにあったかもしれません」という。
鈴木大地(元スポーツ庁長官)「線状降水帯もそうだが、気候変動で火災積乱雲なんて聞いたことがない事態が起こる」
福田麻貴(お笑いタレント)「日本もいずれそうなってもおかしくありません」
谷原「季節感をアップデートしないと。これまでは台風だけに気をつけていたが、他の季節も気をつけた方がいい」
(あっちゃん)