熱海の土石流、1回目の泥で挟まれ2回目で... 住民が「あさチャン!」に語った壮絶状況

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   「おととい(2021年7月3日)、静岡県熱海市で起きた大規模な土石流。これまでに3人の方が亡くなり、連絡が取れない人の数は147人に上るということです」と司会の夏目三久。日比麻音子アナは「土石流が起きた上流は、重機が入れないほか、再び土砂災害が起きる恐れもあるため、救助活動が難航しています」と伝えた。

  • 救助活動は難航しているという(写真はイメージ)
    救助活動は難航しているという(写真はイメージ)
  • 救助活動は難航しているという(写真はイメージ)

「なんか揺れてない?」と話していると...

   5日の「あさチャン!」は熱海市の土砂災害の現場の様子を報じた。土砂は全長1キロメートルにわたり、家屋などを飲み込んだ。専門家は、土石流の起点は人工的に盛られた盛り土だと指摘している。

   家屋や車を飲み込む土石流の映像を捉えた撮影者は、「お父さんとお母さんが『なんか揺れてない?』って話をしていて、窓を開けてみたら山がずれていたみたいで、流れる瞬間にゴーーーみたいな感じの音が鳴っていて。初めて見た光景で、手が震えて頭が真っ白になった」と話す。

   九死に一生を得たという女性は、建物1階にいたところ、土砂に飲み込まれたという。「家にいたら、家の中に泥が入ってきてベッドと壁に挟まれて。身動き取れずに堪えていた。2回目の土砂で屋根が割れて、そこから隣の家の屋根に移動した。割れなかったらそのまま埋もれていた」と話す。

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