「ピッタリお買い物！ 100万円カート」（フジテレビ系）が7月1日（2021年）、放送された。昭和の昔、「ズバリ！当てましょう」や「目方でドーン！」などという買い物ゲームがあったが、それを令和にブラッシュアップしたような番組だった。にしても、タイトルのダサさはなんとかならないものか......。
御殿場プレミアム・アウトレットや家電量販店ノジマを舞台に、挑戦者が値段を予想しながら、制限時間（1時間）以内にショッピングして、合計金額100万円に近づける。99万円～100万円以内であればすべての商品を貰えるが、オーバーすれば没収、というわかりやすいルール。
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「100万円の買い物」の攻防
レギュラー番組に昇格の予感が...
MCは南海キャンディーズ山里亮太だが、おもな仕事はスタジオでVTRを見るだけという腕の振るいようのないもの。どうせなら、山ちゃんも買い物に同行し、盛り上げて欲しいが、偉くなったのか、ロケには同行しなかった。残念。
御殿場のアウトレットで買い物するのは、最近、アスリート夫妻として、北斗晶＆佐々木健介夫妻の仕事を奪いつつある、丸山桂里奈＆本並健治の新婚夫妻と、仲良し芸人チームとして南海キャンディーズ・しずちゃん＆フォーリンラブ・バービーチーム。家電量販店ノジマは3人とも新婚のハナコが挑む。
問題は、最後の大丸東京店のデパ地下で、30分10万円の買い物に挑戦したメイプル超合金・安藤なつ＆ニッチェ・江上敬子のチーム。デパ地下のお弁当やローストビーフなど生ものを次々とカートに入れるが、これらは失敗したら没収となる。その場合、まさかとは思うが店に返品するなんてことはしないよね、と気になって仕方がなかった。結局、2人のチャレンジは失敗し、没収された商品はどうなったのやら......。ちゃんと買い取って、スタッフで美味しくいただいたのなら、その旨、テロップを出してもらいたい。
離婚調停中の安藤なつが、１万円の豪華牛肉弁当を、夫ではなく、相方のカズレーザーの分と言いながら2つ買っていたので、報道は本当なのね、と納得。
コスパも良さそうだし、レギュラー番組に昇格の予感。が、芸能人が得するのを見て何が楽しいんだ、という意見も。ここは、一般人にも門戸を広げ、還元して欲しいものだ。
（くろうさぎ）