感染拡大なら「またお酒禁止?」 モーリー・ロバートソンは「一人ひとりの行動ダイエット」提案

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   東京都の新型コロナ新規感染者数はきのう30日(2021年6月)、714人となり、約1カ月ぶりに700人を超えた。東京都など10都道府県に出されているまん延防止等重点措置は7月11日までなのだが、政権中枢からは「期限延長やむなし」の声が上がっているという。

   7月1日の「スッキリ」が注目したのは、厚生労働省アドバイザリーボードが出した東京の感染者数に関する試算だ。今のままの人流だと、今月中旬ごろには1000人を超え、東京五輪中に2000人を突破。8月末には4000人に達し、入院患者数が病床数を超えるおそれがある。五輪によって人流が5%増えるとさらに上昇カーブが急になり、大会期間中に3000人に達する勢いとなる。

  • 感染防止の行動が求められている
    感染防止の行動が求められている
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「試算」の結果は?


一方、1000人に達した時点で緊急事態宣言が出された場合は、「実効再生産数が20%低下すれば、感染者数は今月の下旬から緩やかに減っていくという予測になっています」と岩田絵里奈アナウンサーがグラフとともに説明した。

   日本感染症学会指導医の水野泰孝医師「(6月に)緊急事態宣言が解除されて以降、人の流れは増えています。今後オリンピックがあり、8月には夏休みで人が動く。新規感染者数が減る要素は何もありません。しっかり対策をとらないと、8月末の状況は大変危惧されます」

   国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン「酒を禁止するとか外に出ないといった大ナタを振るうのではなく、一人ひとりが微調整して行動をダイエットすることが大事だと思います」

   MCの加藤浩次「『もうお酒飲んでもいいんじゃない?』という気持ちもわかるけど、ワクチン接種がもう少し進むまで、身の回りの行動を見直した方がいいかもしれません」

(キャンディ)

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