きょう1日(2021年7月)の「スッキリ」で、6月のカレンダーとともに森圭介アナウンサーが紹介したのは、米メジャーリーグのホームラン争いで、28号を打ち単独トップに立ったエンゼルスの大谷翔平選手の活躍だ。30日間のうち、ホームランを打ったのは11日間で、うち2日間は2本を連発。このほか、投手として4回登板し、2回勝利投手となっている。
移籍当初との違い
2017年に移籍した当初は好意的ではなかった現地メディアも、「大谷翔平に不可能なことはあるのか」「僕たちはオオタニのホームランについてツイートする表現方法がもうないよ」と手放しで称賛している。現地で取材している志村朋哉氏は「アメリカの野球界の常識でもありえない活躍をしている。非の打ちどころのないので、『オオタニすごい』としか書きようがないのです」と話す。
大谷はなぜここまでホームランを量産するようになったのか。元日本ハムの森本稀哲氏と、高校球児だったお笑い芸人のティモンディの高岸宏行氏が、スタジオで解説した。森本氏が指摘したのは、打法の変化。移籍当初は右足を上げて大きくタイミングをとっていたのだが、現在はノーステップ打法で右足を上げずに打つことによって、メジャーの動く球にも対応できている。通常はノーステップだとパワーが出にくいのだが、シーズンオフの筋力トレーニングによって、コンパクトな打法でも遠くまで飛ばせるのだという。