迫る五輪、「数珠つなぎクラスター」も 「あさチャン!」で医師が可能性指摘

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   30日(2021年6月)の「あさチャン!」は、五輪開幕が迫る中、選手や関係者の受け入れとコロナ対応の両立に向けて準備に追われる病院の今を報じた。

   サッカーの会場「日産スタジアム」のすぐ隣に立つ横浜労災病院(横浜市港北区)は大会の指定病院になっていて、選手や関係者の体調不良やケガなどの際に受け入れを行う。

  • 五輪対応に追われる医療機関も
    五輪対応に追われる医療機関も
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いわゆる「五輪枠」めぐる苦労

   オリンピック選手・関係者の傷病用に当てる、いわゆる「五輪枠」の部屋は、4部屋ある陰圧室のうちの1部屋と、病室1部屋。「(選手の)プライバシー確保ということになると、隔離性という意味から個室を想定しておかなければいけない」と同病院のオリンピック対応委員長・中森知毅医師は話す。

   中森医師は医療現場には今、様々な負担がのしかかっていると話す。

「当院は今、ワクチン接種にも人を派遣しています。ただでさえコロナ対応のために人員の配置も変えて対応している中ですので、そこにプライバシー確保を十分に求められるアスリートの傷病者対応というのはかなりの負担であることは間違いない。単純な準備の仕方が不可能というのも難しいところです。いくつかの案を練って、応用を利かせながら対応するというのが精いっぱいだと思います」(中森医師)

   司会の夏目三久「通常医療、コロナ対応、ワクチン接種...。取材させて頂いた病院ではさらに、オリンピックに向かって色んな想定をしながら準備をしなければならないんですね」

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