「ブラック校則問題です。下着は白限定など規定している中学校が4割もあります」と司会の谷原章介が指摘した。これまでもたびたび問題になっているが、「めざまし8」が東京23区の教育委員会に取材したところ、回答した12区161校のうち「下着に関する指導をしている」と答えた学校が65校、約4割にもあることがわかった。29日(2021年6月)に伝えた。
谷原「驚きました。結構、ひどいこともあるんですね」
情報キャスターの小野寺結衣が「男性教師によるチェックなどもありました」と説明する。
なぜ、なくならないのか
例えば、廊下に1列に並ばされてシャツの胸を開けてチェックされたり、男女一緒の体育館で下着の色をチェックされたり。
永島優美アナ「男性教師によるチェックは行き過ぎだと思います」
谷原「同性の先生でも、ちょっとねえ。なんで男女一緒にやるんでしょうね」
三浦瑠麗(国際政治学者)「目的が違うんです。教師が支配権を確立するための不条理なルールを押し付けて、従う生徒だけを育成するという考え方があると思うんです」
デービッド・アトキンソン(実業家)「イギリスでは制服を着るのは貧富の差をなくすのが最大の目的。下着まで調べることはありません。親が許しません」
なぜ、このルールがなくならないのか。
福岡県で校則問題を調査している「はるかぜ法律事務所」の佐川民弁護士は、「校則を緩めると学校が荒れるという不安感があるのでは。また、教員によって指導が異なってはいけないのでマニュアル化しているのでは」と語る。
谷原「各個人、各家庭の裁量にしてもいいのではと思いますが。でも、いろんな好奇の目もありますので親としては、目立たないように女子を守っていきたいと思いますね」
(一ツ石)