けさ29日(2021年6月)、司会の谷原章介が「めざまし8」の「ニュースワードランキング」7位の「ワクチン両用」のニュースを取り上げた。永島優美アナウンサーが報告した。
「ロイター通信によりますと、英オックスフォード大学の調査で、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種すると、4週間後に米ファイザー製ワクチンを接種すると、2回目もアストラゼネカ製だった場合よりも高い免疫効果が得られることがわかりました」
「接種方式を変えるには調査の規模が小さすぎる」とも
「研究では、4週間の間隔でファイザー製とアストラゼネカ製のワクチンを接種した830人について調査し、どのような組み合わせでも新型コロナのスパイクタンパク質に対する高い水準の抗体の生成が確認されました。その中でも1回目にアストラゼネカ製、2回目にファイザー製を接種した場合に、最も高いT細胞反応が得られることがわかったそうです」
「調査に関与したオックスフォード大学のマシュー・スネイプ教授は、これまでに承認されている接種方式を変えるには調査の規模が小さすぎると述べたということですが、この結果をどう思いますか」
昭和大学医学部客員教授の二木芳人氏は「今、イギリスではデルタ株がはやっていて、2回目の接種が急がれており、違うものでも早く打った方がいいのではということと、アストラゼネカの安全性を確保しようという狙いもあるようです」
谷原「別のものを掛け合わせてもいいのですか?」
二木「基本的には同じようなものでつくるわけですから、同じよう反応が起きるということは当然予想できます」
谷原は「なるほど」と言っていたが、日本では、1回目にファイザー製、2回目にモデルナ製を「誤って」打ったといったニュースが出ており、同じものを接種するよう推奨されている。
(一ツ石)