山口真由「これがひとつ出てしまうと...」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「僕が京大にいたころはバブルで、官僚の給料は民間に比べて安かった。目指している友達に理由を聞いたら『天下りできる。民間にいばれる』だった。官僚に対する意識の原点がそこなので、何も不思議じゃない。これから調べが進むと思うが、なんで官僚になったのかということを聞きたい。慶應出身だと、タワーマンション、高級外車は親がかりだったかもしれない」
石原良純「慶應大学で親がかりというと、俺だよ。高級官僚、慶應大学というだけで全部いっしょくたに見られてしまう。だからこそ責任を持つ立場、学閥などを背負うものほど、自分を律しなければいけない。官僚のことをいわれると山口さんも寂しい思いをされると思う」
山口真由「同期に聞くと『給料が低いとわかって入ったのでそこまで気にしない。悲しいのは国会対応に時間を取られて、本来の仕事ができない』という人がたくさんいる。しかし、これがひとつ出てしまうと、みんなそうだと思われてしまう」
玉川徹「志を持って官僚になる人も多い。昔から知っている矢野さんという方が財務官僚のトップに立つが、改革マインドを持っている。一方でこういう連中もいる。人間だからどっちもいるんだろうな」
(みっちゃん)